うちには「ベラ」というオスのたれ耳のうさぎ(ロップイヤー)がいます。
名前からよく「メスですか?」と聞かれますが、れっきとした男の子です。ちょっと気が弱くて、繊細で、そしてなによりもチモシーアレルギーという、うさぎにとってはちょっと厄介な体質を持っています。
最初に異変に気づいたのは、ベラが生後6ヶ月を過ぎたころでした。毎日のように牧草(チモシー)をもぐもぐ食べていたベラが、急に鼻をくしゅくしゅと鳴らすようになり、目の周りが少し赤くなっているように見えました。
はじめは「換毛期かな?」「ちょっとホコリでも吸ったかな?」と軽く考えていたのですが、数日経ってもくしゃみと鼻水が止まらず、心配になって病院に連れて行くことにしました。
獣医さんの診断は「チモシーアレルギーの可能性が高いですね」というもの。まさか、うさぎの主食であるチモシーにアレルギーがあるなんて…とショックを受けました。
チモシーにも種類がある!アレルギーの出にくい選び方
「チモシー」とひとことで言っても、実は種類がいくつかあることをその時初めて知りました。
● 1番刈りチモシー
太くて硬く、繊維質たっぷり。ベラも最初はこれをよく食べていましたが、粉が出やすいため、アレルギー持ちの子には少し厳しいようです。
● 2番刈りチモシー
1番刈りより柔らかく、葉が多め。粉は多少出ますが、やや少なめ。香りが良いので、食いつきも良好。
● 3番刈りチモシー
とても柔らかく、ほとんどが葉っぱで構成されています。粉が少なく、アレルギーが出にくいことが多いです。ベラも現在はこの3番刈りをメインにしています。
食べやすさも工夫しながら
ベラはどうやらチモシーの茎や細かい粉に反応していたようで、くしゃみの原因は「空気中に舞う牧草の細かい繊維」と言われました。そこで我が家では以下の対策を取りました。
- チモシーをふるって粉を落としてから与える
- 低粉タイプ(ダブルプレスやソフトプレス)のチモシーに変更
- 牧草入れの位置を低くして、鼻に入りにくくする
- こまめな掃除で空中のホコリを減らす
- 空気清浄機を設置
これだけやると、ベラのくしゃみもかなり減り、健康的なうんちもしっかり出るようになりました。牧草は食物繊維の宝庫。食べないと腸が動かなくなってしまうので、アレルギーがあるからといって完全に止めるわけにはいきません。
おすすめのチモシー(アレルギー持ちに向いたもの)
いろいろと試した中で、ベラが特に気に入っているのが:
オリミツ「3番刈りソフトチモシー」
→ 柔らかくて甘い香り、粉が少ない
アメリカ産ダブルプレス2番刈り
→ 茎が少なくて軽い食感、くしゃみも出にくい
国産無農薬チモシー(北海道産)
→ 安心・安全。風味もやさしい
ただし、チモシーの好みは個体差があるため、「お試しセット」で何種類か与えてみるのがベストです。
まとめ:アレルギーがあっても、できることはたくさんある!
正直、最初にアレルギーと聞いたときは焦りました。「ベラ、ずっと牧草食べられないの…?」と不安になりました。でも、チモシーには種類があり、与え方にも工夫できることがわかったおかげで、今ではベラも元気に毎日牧草を食べています。
もし、あなたのうさぎさんも「くしゃみが多い」「鼻が湿ってる」「目が赤い」などの症状があるなら、チモシーアレルギーを疑ってみることをおすすめします。
そして、諦めないでください。きっとその子に合った牧草と生活スタイルが見つかります。
ベラのように、今日も元気にもぐもぐできますように。






